水冷装置でPCを究極まで冷却

2016年11月05日 17:19

「CL-W0175」のリテンションパーツは、バックプレートを併用して4箇所をねじ止めする方式。
マザーボード側に固定するネジは普通のM3ネジであるため、ユーザーが交換して高さ方向を調整することも容易だ。
この構造ならペルチェ素子を利用した電子冷却にもステップアップできる。
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また、水冷なら冷却水の温度を下げることができれば、CPU温度も連動して下がる。
観賞魚水槽用の冷却システムやビールサーバーなどのヒートポンプ機構を併用すれば、空冷式クーラーでは絶対に到達不能な室温の壁を超え、氷点下の低温冷却も不可能ではない。
実際の運用には被冷却部の結露対策が必須となるが、これこそ究極の冷却装置といえるだろう。

ペルチェ素子とは、金属や半導体の棒に電流を流すと片側が冷える「ペルチェ効果」を応用した冷却効果のある素子。
ポンプなどの動力を用いずに熱を移動させることができるのが最大の特徴だ。
市販のペルチェ素子は数ミリサイズの強いペルチェ効果のある半導体を数十~数百個対に並べ、セラミック製のベースで挟んだ板状の構造になっている。